4位:カリム・ベンゼマ
【写真:Getty Images】
生年月日:1987年12月19日
移籍金:3500万ユーロ(約50億円)
在籍期間:09年夏~
リーグ戦成績:434試合233得点119アシスト
レアル・マドリードのために長年活躍を続けるのがカリム・ベンゼマだ。2009年夏に加入し、これまで415試合で219ゴールを挙げてきた。もちろん、数多くのタイトル獲得に貢献している。
最初の数年、ベンゼマが主役としてフィーチャーされる機会は少なかった。2009年にリヨンからやってきたベンゼマは、クリスティアーノ・ロナウドら大スターの陰に隠れ、一面を飾るような選手ではなかった。だが、全ての能力を高い次元で備えていることは誰の目にも明らかで、35歳となった現在まで主力として結果を残し続けている。
リヨン時代にはドリブル突破などのシーンが多く、現在よりもテクニシャンのイメージが強かったベンゼマは、周りに合わせて自身のスタイルを変えるインテリジェンスがある。C・ロナウド在籍時は絶対的エースを活かす能力を発揮していたが、C・ロナウド退団後はフィニッシャーとしての能力を存分に発揮している。得点数のキャリアハイは34歳となった2021/22シーズンに記録した27ゴール。得点を奪うことに専念したベンゼマは、ゴール前でさらに進化した。
30代に突入したにもかかわらず、4年連続でリーグ戦20ゴールを記録している。レアルの前線で13シーズンをコンスタントに戦い抜いているという事実だけでも、ケタ違いの選手であることは明白だ。