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アルゼンチンの消えた逸材5人。天国から地獄へ…表舞台から姿を消したかつての天才たち

シリーズ:消えた逸材5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:カルロス・マリネッリ

カルロス・マリネッリ
【写真:Getty Images】


MF:カルロス・マリネッリ
生年月日:1982年3月14日
主な在籍クラブ:ボカ・ジュニアーズ、ミドルズブラ、トリノ
現所属クラブ:現役引退

 ボカ・ジュニアーズ下部組織出身のカルロス・マリネッリはかつて“マラドーナの再来”と呼ばれ、アルゼンチンを背負って立つと期待されていた。欧州に活躍の場を移したが、輝きを失ってしまった。

 ボカの下部組織で活躍すると、17歳の時に当時プレミアリーグのミドルスブラに加入。鳴り物入りでプレミアリーグにやってきたマリネッリは、怪我にも悩まされ公式戦49試合の出場に終わった。

 2003年にはトリノへレンタル移籍している。公式戦23試合の出場に終わりミドルスブラへ戻るが、同年11月に双方合意のもと契約を解除。2004年にフリーでボカに復帰となった。しかし、カルロス・ビアンチ監督との関係が崩壊し、十分なプレー機会を与えてもらえず。すぐにアルゼンチンのラシン・クラブへ加入となった。

 その後もクラブを転々とし、2015年にペルーのウニベルシダ・サン・マルティンで現役を引退している。“マラドーナの再来”は、A代表でのプレーは一度もなく現役を終えた。

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