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久保建英 2年前

久保建英を封じられたソシエダは怖くない。ダービー戦敗北、致命的だった交代策【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 小澤祐作 photo by Getty Images

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ラ・リーガ第29節、アスレティック・ビルバオ対レアル・ソシエダのバスクダービーが現地時間15日に行われ、2-0でホームチームが勝利している。サッカー日本代表MF久保建英は先発出場。しかし、前節までのような活躍は披露できなかった。(文:小澤祐作)


CL権獲得へ、いよいよ後がないソシエダ


【写真:Getty Images】

 “要塞”攻略とはいかなかった。

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 レアル・ソシエダは、前節のヘタフェ戦で出場停止だったマルティン・スビメンディとイゴール・スベルディアの主力2人が復帰。ほぼベストな11人で、アスレティック・ビルバオとのバスクダービーに臨むことができた。

 しかし、厳しい結果に終わっている。立ち上がりから攻撃の歯車が噛み合わずバタバタしていると、33分に課題であるセットプレーから失点。これでホームチームに流れが傾くと、70分にはイニャキ・ウィリアムズにゴラッソを沈められ、リードを広げられてしまう。ソシエダはその後、追加点こそ与えなかったものの、最後まで点を奪うことができず、0-2の完敗を喫することになった。

 来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向け、いよいよ後がなくなったと言わざるを得ない。同日に試合を行っていたビジャレアル(試合開始前5位)がバジャドリーにホームで敗れたのは不幸中の幸いだったが、ベティス(試合開始前6位)はエスパニョールにきっちりと勝利。これで4位ソシエダとベティスの勝ち点差はわずか「3」に縮まっている。

 バルセロナやレアル・マドリードですら苦戦する要塞サン・マメスであっけなく散ることになったソシエダ。いったい、何が問題だったのだろうか。

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