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名古屋グランパスが暫定首位に

　明治安田生命J1リーグ第8節は、15日15時キックオフの4試合が行われた。。浦和レッズは埼玉スタジアム2002に北海道コンサドーレ札幌を、川崎フロンターレは等々力陸上競技場に名古屋グランパス、湘南ベルマーレはレモンガススタジアム平塚に横浜F・マリノス、サガン鳥栖は駅前不動産スタジアムに柏レイソルを迎えている。

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　埼玉スタジアムでの今季初戦となった浦和は34分、札幌の中村桐耶の退場により数的有利となった。主導権を握った浦和は68分に先制する。ピッチ中央でアレクサンダー・ショルツがボールを奪うと、そのまま攻め上がり右からのグラウンダークロスを見事に流し込んだ。ただ、73分に浦和はホセ・カンテが退場となり、10人になる。それでも、その後浦和は2点を加えて、4-1で快勝した。

　現在13位と不調が続く川崎は、2013年以降ホームで負けていない相性の良い名古屋と対戦した。試合は9分、カウンターから抜け出した永井謙佑のパスからキャスパー・ユンカーが落ち着いて決めて名古屋が先制。さらに前半終了間際、マテウス・カストロが直接FKを沈め、名古屋が2点リードでハーフタイムを迎える。シュートが少なかった川崎は56分に、細かいパス交換から宮代大聖が決めて1点差とする。しかし反撃はここまで。名古屋が苦手の等々力で勝利を掴んだ。

　横浜F・マリノスをホームに迎えた湘南ベルマーレが立ち上がりから主導権を握るが、両チーム無得点で前半を終えた。65分、アンデルソン・ロペスが右足でゴールネットを揺らしてマリノスが先制。しかし81分、杉岡大暉のクロスを鈴木章斗が頭で合わせてゴールネットを揺らし、湘南は試合を振り出しに戻した。試合終盤に両チームともにチャンスを作るが、1-1で勝ち点1ずつを持ち帰った。

　前節今季初勝利を果たした柏は、同じく下位に沈むサガン鳥栖と対戦。スコアレスで試合を折り返すと、55分に鳥栖が先制する。長沼洋一がペナルティエリアの左手前から、右足で綺麗な放物線を描くコントロールショットを決めた。しかし75分、武藤雄樹のシュートのこぼれ球をマテウス・サヴィオが押し込み柏が同点に追いつく。試合は同点のまま終了し、勝ち点を分け合う結果となった。

【了】