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22/23シーズンは佳境を迎え、オフシーズンに向けて移籍の噂への関心が大きくなっている。ステップアップする可能性がある逸材や移籍するかもしれない大物はどれほどの価値を持つのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は4月13日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
15位:フロリアン・ヴィルツ(バイヤー・レバークーゼン/ドイツ代表)
生年月日:2003年5月3日(19歳)
市場価値:8500万ユーロ(約119億円)
22/23シーズンリーグ成績:11試合1得点5アシスト
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大怪我から復帰しドイツの至宝フロリアン・ヴィルツは近い将来、その名を世界に轟かすスター選手になるだろう。
ヴィルツは19/20シーズンの終盤、17歳でブンデスリーガデビューを果たす。翌シーズンからはレギュラーに定着し、柔らかいボールタッチから繰り出される繊細なドリブルやパスで、10代ながらチームの攻撃を牽引してきた。ところが、昨年3月に左ひざ前十字靭帯断裂の大怪我を負い長期離脱となり、W杯出場も叶わなかった。しかし、ヴィルツは1月に復帰すると、また本来の姿を取り戻した。リーグ戦では11試合で1ゴール5アシスト、UEFAヨーロッパリーグでは4試合で2ゴール2アシストを記録し、見事に完全復活を果たしている。
9ヵ月離脱していたのにもかかわらず下降しなかった市場価値は、復帰早々1500万ユーロも上昇した。ドイツ人ではムシアラに次いだ2位の評価である。近い将来には間違いなくビッグクラブへとステップアップし世界的なプレイヤーに仲間入りし、ムシアラと共にドイツ代表の復権を託されるような存在になるだろう。