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どこに行くべき? 鎌田大地×プレミアリーグクラブ、相性ランキング1~5位。移籍先のベストは?

シリーズ:プレミア相性ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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今季限りでフランクフルトと契約満了予定の鎌田大地には多くのクラブが興味を示しており、去就に注目が集まっている。選手本人がプレミアリーグ行きを希望との報道もあるが、プレミアリーグのクラブでどこにフィットするのか。戦術的な特徴と現状の選手層を考慮してランキング形式で紹介する。


5位:アーセナル


【写真:Getty Images】

監督:ミケル・アルテタ
基本フォーメーション:4-3-3

 鎌田大地は以前、『UEFA』のインタビューで「チャンピオンズリーグ(CL)に毎年出たい」と話していた。そういった意味で、現在プレミアリーグ首位に立ち、来季のCL出場権獲得をほぼ確実なものとしているアーセナルは、1つの理想的な移籍先と言える。

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 現在アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でアシスタントコーチを務めていた経験がある。その影響もあって、アーセナルはマンチェスター・シティと同じようにポゼッションで相手を押し込むサッカーを基本としている。特筆すべきは前線の流動性で、特定の選手だけでなく、複数の選手がゴールに絡めること。事実、今季のアーセナルでは実に5人の選手(ガブリエル・マルティネッリ、ブカヨ・サカ、ガブリエル・ジェズス、マルティン・ウーデゴール、グラニト・ジャカ)がリーグ戦で10ゴール以上に直接関与している。

 そんなアーセナルのベースフォーメーションは4-3-3であり、もし鎌田が加入した場合はインサイドハーフ起用がメインとなるだろう。では、スタイルに合うかと言えば、可能性は決して低くない。それを印象付けるのがジャカの存在だ。同選手は攻撃時、的確なポジショニングで味方をサポートしながらビルドアップの質を高め、隙を見たボック内への飛び込みから、上記の通りゴールにも高いレベルで関与している。鎌田もポジショニングセンスやフィニッシュに繋げるオフ・ザ・ボールの動きを強みとしているため、ジャカと同じような攻撃タスクで貢献できる期待は持てそうだ。

 しかし、スタイルには合うかもしれないが、加入した場合はおそらくジャカのバックアッパーとなってしまうだろう。クラブからすると、現状そのポジションは不足しているためメリットがありそうだが、鎌田は現在26歳。脂の乗った時期にプレータイムを減らしてしまうのは実にもったいなく、今すぐ行くことはあまりオススメできないだろう。

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