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若くして才能を披露して高く評価された選手が、そのままスター選手として活躍し続ける保証はない。怪我やプレッシャーに苦しみコンディションを落とす選手がいれば、ピッチ外での問題で活躍の場を失っていく選手も多い。今回は大きな期待を背負いながらも、大舞台から姿を消した5人のフランス人選手を紹介する。
FW:ヤヤ・サノゴ
FW:ヤヤ・サノゴ
生年月日:1993年1月27日
主な在籍クラブ:アーセナル、クリスタル・パレス、アヤックス
現所属クラブ:FCウラルトゥ(アルメニア)
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コートジボワールとマリにルーツを持つヤヤ・サノゴはフランスのAJオセールの下部組織在籍時に14試合25得点17アシストの大活躍。その活躍が認められ、2009年にオセールとプロ契約を締結。2010年1月にプロデビューを果たした。
サノゴは2013年6月〜7月にかけて行われたU-20ワールドカップに出場し、7試合で4得点2アシストを記録。U-20フランス代表の優勝に貢献した。その後、サノゴは大きな期待を背負い2013年7月にアーセナルへ移籍を果たす。
U-20W杯で注目を集めたサノゴだったが、負傷により2013/14シーズンの前半戦を棒に振り、復帰後も出場機会が限られ、翌シーズンの後半戦はクリスタル・パレスへレンタル移籍。その後、アヤックスとチャールトンへレンタルとなったが、完全復活とはいかず。アーセナルでの出場は公式戦20試合にとどまり、サノゴはいつしか”眠れる巨星”と呼ばれた。
194cmという長身を活かしたポストプレーや決定力が光ったサノゴだが、フランスのA代表では一度も出場できていない。2017年から2020年までプレーしたトゥールーズでは公式戦72試合に出場するも、わずか16得点。2021年冬にはハダースフィールドに加入するも無得点に終わり、約半年で退団している。その後、約1年半フリーの状態が続いたが、今年1月にアルメニアのFCウラルトゥに加入。30歳となった現在もプレーを続けている。
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