FW:岡崎慎司(シント=トロイデン/ベルギー)
生年月日:1986年4月16日(36歳)
22/23リーグ戦成績:27試合1得点2アシスト
21世紀におけるサッカー日本代表の最多得点者である岡崎慎司は、2011年に清水エスパルスを去って以降、欧州でのプレーを継続中だ。奇跡のプレミアリーグ制覇を成し遂げたレスターを離れた後しばらくはスペインのクラブに身を置き、今季から林大地や橋岡大樹、シュミット・ダニエルら多くの日本人選手が在籍するシント=トロイデンに活躍の場を求めている。
現在36歳だが、持ち味である泥臭さは全く錆びついておらず、9月のズルテ・ワレヘム戦ではらしさ全開の低空ダイビングヘッドを叩き込んでみせた。また、ここ最近は本職のFWではなく中盤での起用がメインとなっていて、大ベテランとは思えないほどの高い稼働率でチームに貢献している。36歳ながら、まだまだ成長を続けている印象だ。
シント=トロイデンとの契約はもともと1年であり、何もなければ今夏にフリーとなる。岡崎は昨年10月に「今シーズンが終わった後のことは何もわかりません。いずれにせよ、サッカーは続けたいです。36歳ですけど、頭の中ではまだとても若いと思っています」(ベルギー『HBVL』参照)と話していた。「いずれにせよサッカーは続ける」。なんとも岡崎らしいコメントだ。
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