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世界最高のクラブ、レアル・マドリードにはいつの時代にも世界中から名選手が集結する。今回はかつてレアル・マドリードでプレーし、数々の栄光を手に入れた名選手5人について、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。
驚異的な数値！ アタッカーとして全てを備える“象徴”
【写真：Getty Images】
ラウール（レアル・マドリード／スペイン代表）
生年月日：1977年6月27日（当時23歳）
00/01リーグ戦成績：36試合24得点3アシスト
レアル・マドリード リーグ戦通算成績：550試合228得点80アシスト
レアル・マドリードでの主な獲得タイトル：ラ・リーガ（94/95、96/97、00/01、02/03、06/07、07/08）、UEFAチャンピオンズリーグ（97/98、99/00、01/02）
レアル・マドリードの象徴、それがラウールである。下部組織から育ち、トップチームではエース・主将として数多くのゴールを決めるとともに数々の栄光を手に入れた。「レアル・マドリードの背番号7」といえば、今でもクリスティアーノ・ロナウドではなくラウールを思い浮かべる人が多いのではないか。
基本データは00/01シーズン。リーガで24得点を挙げて自身2度目となる得点王に輝き、リーグ戦を制したシーズンである。前年にUEFAチャンピオンズリーグ、翌年にもチャンピオンズリーグ、さらに翌々年にラ・リーガを制するなど、まさに全盛期といえる時代である。
能力値を見ると、アタッカーとして欠点のない数値となっている。「守備力」と「フィジカル」以外ではすべて80を大きく超えており、「攻撃力」「IQ」「メンタル」で90以上となっている。
さまざまな戦術に対応し、数多くの選手と相性よくプレーできる柔軟性があったからこそ、“銀河系軍団”でリーグ戦550試合出場という偉大な記録を打ち立てることができたのだろう。
