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【写真：2023 Asian Football Confederation (AFC)】

U-20ワールドカップ目前で見えたサッカーU-20日本代表の課題

　日本サッカー協会（JFA）技術委員会が6日に行われ、反町康治技術委員長がオンライン会見に出席した。委員会では3月の各カテゴリーの代表活動や指導者ライセンス、今後のスケジュールなどが議題に。AFC U-20アジアカップを戦ったU-20日本代表に団長として帯同した反町委員長は同チームを総括している。

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　U-20日本代表は準決勝に進出し、5月に予定されているFIFA U-20ワールドカップ出場権を獲得した。しかし、準決勝ではU-20イラク代表の前にPK戦で屈し、目標としていたアジアの頂点には届かなかった。

　反町委員長は「全体的に日本のサッカーがスマートだった」と振り返る。「球際の執着心をもっと出していかないと、アジアで通用しても世界では後手を踏むんじゃないかと思います」とその真意を述べた。実際、球際の守備での一瞬の遅れはグループステージでは致命傷にならなかったが、U-20イラク代表との準決勝では何度もカウンターを浴び、その問題が露呈していた。

　今月3日から2日間にわたってU-20日本代表はトレーニングキャンプを実施した。反町委員長によれば、「幕張で一昨日までやっている合宿でも（アジアカップで出た課題を）活かしてやっていた」と話す。5月に開催される予定のFIFA U-20ワールドカップは開催地が変更になり、先月31日に予定されていた組み合わせ抽選会も延期と、不透明な状況が続く中、U-20日本代表は準備を進めている。

【了】