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コパ・デル・レイ準決勝2ndレグ、バルセロナ対レアル・マドリードのエル・クラシコが現地時間5日に行われ、0-4でアウェイチームが勝利。合計スコア1-4でマドリーが決勝に進んだ。バルセロナは前半こそ試合を優位に運んだが、後半に失速。一体なにがあったのか。(文:小澤祐作)
今季最後のエル・クラシコでバルセロナが崩壊
なぜ欧州のコンペティションでバルセロナが早々に姿を消し、レアル・マドリードが上位に残っているのか。その理由がわかるような、そんな90分間になったと言えるだろう。
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今季のバルセロナは、マドリーに対し確かな強さを示してきた。昨年10月に行われたラ・リーガ第9節では1-3で敗れたものの、1月のスーペル・コパで3-1のリベンジに成功すると、先月にはコパ・デル・レイとリーグ戦でそれぞれ勝利。約半世紀ぶりのエル・クラシコ3連勝を達成していた。
しかし、今季最後のエル・クラシコは、バルセロナにとって受け入れ難い結果となっている。
コパ・デル・レイ2ndレグ、1点のアドバンテージを得てホームに戻ってきたバルセロナは、良いゲームの入りをみせた。攻守の切り替えが早く、相手を左右に揺さぶったところから何度かチャンスも作っている。マドリーにも決定機がなかったわけではないが、試合の流れはバルセロナが掴んでいたように思う。
ただ、劣勢な状況でも試合を動かしてしまうのがマドリーだ。前半終了間際、バルセロナは一瞬の隙を突かれてヴィニシウス・ジュニオールに先制ゴールを献上。時間帯を考えても、“両者にとって”大きな1点だった。
この時点で2戦合計スコアは1-1。バルセロナにまだ勝つ可能性が残されていたのは言うまでもないが、彼らにとって上記の先制ゴールは、想像以上のダメージとなっていたようだ。