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2022/23シーズンで最も市場価値を上げたのは誰なのか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値上昇額ランキングを紹介する。※2022年7月1日と現在の市場価値を比較。数字は4月5日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
15位:ラスムス・ホイルンド(アタランタ/デンマーク代表)
生年月日:2003年2月4日(20歳)
市場価値の増加額:3050万ユーロ(約42.7億円/677.8%UP)
市場価値の変動:450万ユーロ(約6.3億円)→3500万ユーロ(約49億円)
2022/23リーグ戦成績:24試合7得点3アシスト
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今季セリエAに現れたデンマークの新星、ラスムス・ホイルンドが15位にランクインした。ホイルンドは、2017年に母国の強豪コペンハーゲンの下部組織に加入すると17歳でトップチームデビュー。その後、オーストリアのSKシュトゥルム・グラーツを経て、2022年夏にアタランタの一員となった。
191cmの長身ながら高い足元の技術を持つホイルンドは、セリエA第4節のトリノ戦でデビューを飾ると、初先発となった第5節のACモンツァ戦で加入後初ゴールをマーク。最前線でターゲットマンとなるだけでなく、積極的に相手DFの背後に抜け出す動きでアタランタの攻撃を牽引し、ここまでセリエAで24試合7得点3アシストの活躍を見せている。
セリエAでの活躍もあり、ホイルンドは2022年9月にデンマーク代表デビュー。FIFAワールドカップカタール2022に臨むメンバーには選出されなかったが、先月行われた欧州選手権(ユーロ2024)予選ではフィンランド代表戦でハットトリックを達成すると、続くカザフスタン代表戦でも2得点を決め、新エースとして凄まじいパフォーマンスを披露した。
そんなホイルンドの市場価値は、アタランタ加入時の450万ユーロ(約6.3億円)から約半年間で驚異の677.8%アップ。現在は3500万ユーロ(約49億円)となっている。クラブと代表で目を見張る活躍を見せ、”NEXTハーランド”とも呼ばれるこの20歳FWの今後の活躍に注目だ。