DF:テイラー・ハーウッド=ベリス(バーンリー/U-21イングランド代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2002年1月30日
契約期間:2024年6月30日まで
22/23リーグ戦成績:27試合1得点2アシスト (チャンピオンシップ)
元マンチェスター・シティのヴァンサン・コンパニ率いるチャンピオンシップ(イングランド2部)のバーンリーは、39節終了時点で2位と勝ち点11差をつけて首位を独走している。これから大崩れすることは考えにくく、順当にいけば昇格を勝ち取るだろう。
このバーンリーで守備の要として活躍しているのがシティからローン移籍で加入しているテイラー・ハーウッド=ベリスだ。現在21歳の若きCBはアンデルレヒト時代もコンパニとプレーしており、若きベルギー人指揮官のサッカーを最も理解している選手の一人と言えるだろう。
イングランドのU-21代表でも主力に定着するなど実力は申し分ないが、ルベン・ディアス、ジョン・ストーンズ、ナタン・アケ、アイメリク・ラポルテ、マヌエル・アカンジという現在のシティのCB陣の顔触れを見るとこのポジション争いに割って入ることは困難だ。
そのため仮にバーンリーがプレミアリーグ昇格を果たした場合は完全移籍での放出が濃厚だ。しかし、何事に対しても抜かりないシティはアストン・ヴィラにドウグラス・ルイス、サウサンプトンにロメオ・ラヴィアを売却した際に買い戻しオプションを付随(ルイスのオプションは既に廃棄)させように、ハーウッド=ベリスにも同様のオプションを契約に組み込むことになるだろう。
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