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クビ目前!? マンチェスター・シティの放出候補5人。わずか1年で放出の可能性がある実力者は?

シリーズ:クビ目前? 放出候補5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ヤンヘル・エレーラ(ジローナ/ベネズエラ代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年1月7日
契約期間:2024年6月30日まで
22/23リーグ戦成績:16試合2得点2アシスト(ラ・リーガ)

 ヤンヘル・エレーラは16歳でプロデビューを飾り、2017年のU-20ワールドカップでベネズエラ代表の主将を務めて、同国史上最高位の準優勝に貢献した。マンチェスター・シティはこの逸材を19歳だった17年2月に完全移籍で獲得するも、現時点では一度も同クラブのユニフォームの袖を通さないまま6年の時が経過している。

 その間にエレーラはグラナダやエスパニョール、現在所属しているジローナなどラ・リーガのクラブを中心にローン移籍しているが、活躍をしたとしても移籍先と移籍金の交渉が折り合わず、完全移籍での放出ができていない。これだけの期間もトップチームで出番を与えられていないことを踏まえれば、構想外であることは明らかだが、今でも所属元はシティだ。

 しかし、今夏ようやくローン地獄に終止符が打たれそうだ。現行契約ではシティとエレーラの契約は24年夏までとなっており、今夏が現金化するには最後のチャンスとなっている。エレーラはシティ加入時の移籍金が100万ユーロ(約1.4億円)と、移籍金を回収する必要もないため、オファーが来れば安価でもベネズエラ代表MFの売却に応じるだろう。

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