5位:板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ/ドイツ)
生年月日:1997年1月27日(26歳)
市場価値アップ額:700万ユーロ(約9.8億円)
現在の市場価値:1200万ユーロ(約16.8億円)
22/23リーグ戦成績:16試合0得点2アシスト
3年後のFIFAワールドカップに向けて新たなスタートを切った日本代表で、板倉滉はDF最年長となった。3月の日本代表戦2試合にフル出場した26歳は、ブンデスリーガでも確固たる地位を築き上げている。
川崎フロンターレのアカデミー出身で、22歳になる直前にマンチェスター・シティへの移籍が発表されている。その後はフローニンゲン、シャルケとステップアップし、今季からドイツの強豪ボルシア・メンヒェングラートバッハでプレーする。昨秋には左膝を負傷したが、なんとかワールドカップに間に合わせた。身体を投げ出してシュートを止めるなど、守備力の高さへの評価は高く、W杯でもその能力の高さを見せつけることとなった。
初の海外移籍直後の市場価値はたった50万ユーロ(7000万円)だった。そこから海外で着実にレベルアップし、シャルケ在籍時の21年12月には350万ユーロ(約4.9億円)までアップ。今季だけで見ても2.4倍となる1200万ユーロ(約16.8億円)まで上昇している。名実ともに日本最高クラスのDFと言えるだろう。