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ACミラン21世紀ワーストイレブン【FW】ブラジル代表10番に、宿敵で活躍した重戦車も

シリーズ:ワーストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

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イタリアの名門であるミランには、これまで数多くの選手が在籍してきた。パオロ・マルディーニらその活躍からクラブ史に名を残す選手が生まれた一方で、期待に応えることができなかった選手も数多くいる。今回は、ミランにおいて21世紀以降に活躍できなかった11名の選手をワーストイレブンという形で紹介する(在籍期間、移籍金、通算成績は『transfermarkt』を参照)。


FW紹介

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【写真:Getty Images】


CF:クリスティアン・ヴィエリ(元イタリア代表)
生年月日:1973年7月12日
在籍期間:05年7月~06年1月
移籍金:フリー
クラブ通算成績:14試合2得点2アシスト


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 イタリア国内の様々なクラブでプレーした後、1997/98シーズンにアトレティコ・マドリードへ移籍。初の国外挑戦にも関わらず、ラ・リーガ得点王を獲得するなど大活躍を果たした。翌シーズンはラツィオに移籍し、ここでも存在感を誇示。さらにその翌シーズンにはインテルに籍を移し、エースストライカーとしてセリエA得点王になるなど、輝かしい実績を築いてきた。

 2004/05シーズンを最後にインテルと合意の上で契約解消に至ると、2005/06シーズンは古巣にとって永遠のライバルであるミランへ移籍。しかし、アンドリー・シェフチェンコやフィリッポ・インザーギ、アルベルト・ジラルディーノらによる高い壁に阻まれ、さらに怪我による離脱もあったことでほとんど出番は得られず。わずか半年でミランを離れ、モナコへと旅立った。

CF:リバウド(元ブラジル代表)
生年月日:1972年4月19日
在籍期間:02年7月~03年12月
移籍金:フリー
クラブ通算成績:40試合8得点6アシスト

 フットボールファンにこの男の名を知らない者はいないだろう。ブラジル代表としてワールドカップ制覇を経験し、バルセロナでは4つのタイトルを獲得。そして1999年にはバロンドールも受賞しているなど、すべてを勝ち取ってきた最強のストライカーである。そんなブラジル人FWがミランにやって来たのは2002年夏のこと。移籍金は発生しなかった。

 ところが、イタリアの地でバルセロナ時代のような輝きを見ることはできなかった。プレースタイルになかなか馴染めず、1年目は公式戦8ゴールという結果に。2年目はプライベートの問題もあってコンディションを大きく崩してしまい、11月に契約を解除。当初ミランとの契約は3年間だったが、結果わずか1年半の在籍に留まっている。ちなみに2年目は、公式戦出場がたった2試合だった。

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【了】

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