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W杯後どう変わった? 強豪国の最新フォーメーション(4)待ちわびた点取り屋が台頭! 日本代表に苦杯も追い風の元世界王者

シリーズ:強豪国の最新フォーメーション text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース

昨年のFIFAワールドカップカタール2022を節目に新監督を招聘したチームもあれば、サッカー日本代表のように継続しているチームもある。世界を代表する強豪国は、W杯後初のインターナショナルマッチウィークとなった3月にどのような変化を見せたのだろうか。フォーメーションやメンバーの変化をまとめる。


ドイツ代表

監督:ハンジ・フリック
結果:2-0(ペルー)、2-3(ベルギー)※いずれも国際親善試合
フォーメーション:4-4-2


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 かつてバイエルン・ミュンヘンで指揮を執ったハンジ・フリックが、21年夏のユーロ(欧州選手権)終了後にドイツ代表監督に就任した。就任から8連勝と、当初は圧倒的な強さを発揮したが、そこからワールドカップが近づくに連れて4戦未勝利と低迷。その要因がバイエルン時代のロベルト・レヴァンドフスキのような絶対的ストライカーの不在であり、この不安が的中する形でW杯では2大会連続のグループステージ敗退という屈辱を味わった。

 まさかの敗退に終わったドイツ代表だったが、フリック監督のアプローチそのものには大きな可能性を残しており、継続が決定した。そして3月の代表戦ではトーマス・ミュラーらベテランを選外とし、メルギム・ベリシャ(アウクスブルク)やヨシュア・ヴァグノマン(シュツットガルト)ら6名を初招集。そして2つの親善試合では、新たな絶対的ストライカーを攻撃の中心に据えて戦う姿勢を見せた。

 ドイツ代表の新エースとして活躍が期待されるのが、現在ブンデスリーガで得点ランキング1位を独走しているブレーメンのニクラス・フュルクルクだ。W杯でサプライズ招集されたこの大型ストライカーは、先発が0試合ながらも2得点1アシストと絶大なインパクトを残した。そしてフリック監督はこの絶好調のFWを生かすためにも、W杯までの4-2-3-1から、システムをブレーメンと同じ4-4-2に変更。そしてフュルクルクはこの期待に応えるように2試合で3得点とゴールを量産した。2戦目のベルギー戦は2-3で敗れたが、新たなチームの狙いが良く見えた2試合となっており、チームはポジティブな方向へと進んでいる。い。

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【了】

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