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ガッカリ…。サッカー日本代表、3月シリーズで輝けなかった選手5人(4)最悪のパフォーマンス? 擁護できないプレーとは

シリーズ:日本代表で輝けなかった5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー日本代表は3月のキリンチャレンジカップ2023を1分1敗で終えた。多くの課題が残り、サポーターを失望させる結果となったが、とくにガッカリ感の大きかった選手は誰なのか。今回は、ウルグアイ代表戦とコロンビア代表戦で期待ほどの活躍を見せることができなかった選手をピックアップする。


DF:瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年6月7日(22歳)
ウルグアイ代表戦:フル出場
コロンビア代表戦:59分 IN
日本代表通算成績:2試合0得点0アシスト


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 3月シリーズでは、3人の選手が日本代表デビューを飾っている。中村敬斗、バングーナガンデ佳史扶、そして瀬古歩夢だ。中村は2試合で出場1分程度であったため評価が難しいが、バングーナガンデは攻守においてまずまずのプレーを発揮し、今後への期待感を抱かせた。一方で、瀬古は残念ながら評価を大きく落としてしまったと言わざるを得ない。

 板倉滉とセンターバックコンビを組んだウルグアイ代表戦では、1失点したとはいえ守備で奮闘。後半、ボックス内において先を読んだスライディングでマキシ・ゴメスのプレーを遅らせたのは見事だった。しかし、チームの構造上の問題もあったとはいえ、持ち味のロングフィードは冴えず、最終ラインからうまく攻撃を組み立てられなかった。

 そしてコロンビア代表戦では、最悪のパフォーマンスを露呈。バングーナガンデのアクシデントにより急遽交代出場するも、その直後にロングボールの対応を誤り、失点を招いてしまった。相手のゴールが決まっていなければ決定機阻止で退場になっていた可能性もあり、擁護はできない。また、狙われていながらも無理に伊藤洋輝へパスを出すなど、ビルドアップ面でも判断力を欠いていた。

 まだ日本代表で2試合に出場したばかりであり、ここで見切りをつけるのは時期尚早だろう。しかし、今後の日本代表定着に向けてのスタートダッシュに躓いたのは言うまでもなく、選手本人にとっては痛恨だ。グラスホッパーで調子が良かっただけに、ガッカリ感は決して小さくない。

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【了】

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