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久保建英は「気負い過ぎていた」
サッカー日本代表は28日、キリンチャレンジカップ2023でコロンビア代表と対戦し、1-2で敗れた。久保建英は59分から途中出場するも、チームはその直後に逆転を許し、得点を奪うことができずに試合終了の笛を聞いている。
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久保は新型コロナウイルスの陰性が確認できなかった影響でチームへの合流が遅れ、24日のウルグアイ代表戦を欠場していた。この日は惜しい場面こそ作ったが、得点という形を作ることができず。「早くチームの力になりたいという苛立ちもありました。気負い過ぎていた」と振り返った。
後半はコロンビア代表に主導権を握られ、久保曰く「間で受けて流れを持っていこうという意図があった」という。しかし、その直後の失点を喫したことが誤算となり、「なんとか同点に追いつかなきゃいけないという気持ちが先行した」と話した。
代表合流直前のリーグ戦(エルチェ戦)では前半に何度も決定機を外しながら、後半最初のチャンスを活かして今季5得点目をマークした。対照的にコロンビア代表戦で結果を残せなかったことについて、久保本人はエルチェ戦を引き合いに出しながら、「1点を取らないといけない状態でいかに冷静でいられるか。本来の落ち着きがあれば通ったパスもあるし、入ったシュートもあった」と振り返る。
「同点に追いつかれたあとに焦りが見えてしまった。相手はうまいので、そういったところを狙われて劣勢に持ち込まれてしまった」
コロンビア代表戦を経て、「6月は落ち着いた日本代表を見せたい」と久保は話す。久保と同年代のメンバーも多く加わった新生日本代表は試合運びという課題を持ち帰ることとなった。
(取材・文:加藤健一)
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