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久保建英が感じるサッカー日本代表の進化とは? デビューから4年、「選手としてはやりやすい」

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

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【写真:田中伸弥】



久保建英が感じるサッカー日本代表の進化

 サッカー日本代表は28日、キリンチャレンジカップ2023でコロンビア代表と対戦し、1-2で敗れた。初戦を欠場していた久保建英は59分から出場したが、得点に絡むことができず。3月シリーズを勝利無しで終えることとなったが、チームのポジティブな変化を感じている。



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 久保が2019年6月のエルサルバドル代表戦でデビューしてからおよそ4年の月日が経っている。森保一監督が率いてきた日本代表を当事者の1人として見てきた久保は、今の日本代表を「第1次より進化している」と評している。

「全体練習には1回しか参加していない僕でも、ある程度はチームとしてやりたいこともわかった。新しい風というか、新たなスタッフ、選手が入って、こうしたらいいよと提示されるのが増えたので、選手としてはやりやすい」

 完成度としては課題が残ったが、新たなビルドアップの形をはじめ、日本代表は戦術的にいくつかの挑戦をしている。久保は「好きにしていいよと言われるよりは、こうしてほしいと言われた方がやりやすい」と今の代表の取り組みを好意的に受け取る。

 さらに、「その中でうまい選手はアドリブを混ぜていく」とも話す。久保のようにトップレベルで活躍する選手たちであれば、ベースさえあれば発展した姿までイメージを共有できるはずだ。

 とはいえ、1分1敗という結果を久保は深く受け止めている。「選手間でも(話が)出ましたけど、次は勝たなければいけない。相手がどこであれ、日本のホームでしっかり勝つというのを意識したい」と話す。初戦を欠場した今回のもどかしさは、ぜひ6月の代表活動で晴らして欲しい。

(取材・文:加藤健一)

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【了】

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