サッカー日本代表　最新ニュース

FIFAワールドカップカタールでの戦いを終え、次の時代に向けて新生サッカー日本代表が本格的に始動している。28日のコロンビア代表戦に向けて招集されたメンバーの能力を、様々なデータから数値化。ポジションごとに能力値の平均値をランキング化して紹介する。（ポジションは日本代表でのもの。成績と市場価値は『transfermarkt』を参照。情報は3月26日時点）

FW3位：伊東純也（スタッド・ランス／フランス）

生年月日：1993年3月9日（30歳）
市場価値：900万ユーロ（約10.8億円）
22/23リーグ戦成績：25試合5得点5アシスト
日本代表通算成績：43試合9得点11アシスト

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　高校時代まで無名だった伊東純也だが、神奈川大学で活躍し、プロの世界に飛び込むと急成長。2017年のEAFF E-1サッカー選手権で日本代表デビューを果たした。森保ジャパンでは当初こそベンチ要員だったものの、徐々に存在感を高めていき、今や右サイドにおける不動の存在に。FIFAワールドカップカタール2022でもほぼフル稼働した。

　伊東の代名詞といえば圧倒的な「スピード」。数値は「93」と世界クラスであり、日本代表にとっても大きな武器になっている。伊東の恐ろしいところは、縦への「ドリブル」だけでなく、カットインでも違いを作り出せること。トップスピードに乗っていながらもボールコントロールが乱れることはなく、敵陣を“イナズマ”の如く切り裂くことはお手の物だ。

　伊東はこれまでのキャリアにおいてアシスト数がゴール数を上回っている。この事実が証明する通り、サイドを抜け出してからのクロスやラスト「パス」の精度も極めて高く、先日のウルグアイ代表戦でもピンポイントクロスで西村拓真のゴールをお膳立てしていた。また、守備にも献身的で、90分間サイドでの上下動を怠らない。これほどの選手が日本代表にいるのは幸運だ。

【了】