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ダニルソン氏、日本代表の印象は？

　キリンチャレンジカップ2023、日本代表対コロンビア代表の試合が28日に行われる。それに先駆け、かつてJリーグで8年間プレーした元コロンビア代表のダニルソン氏が日本代表の印象について語った。コロンビアメディア『ゴール・カラコル』が報じている。

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　ダニルソン氏はコロンビアのインデペンディエンテ・メデジンでプロキャリアをスタートさせると、2009年に当時J2の北海道コンサドーレ札幌に移籍。2010年1月から名古屋グランパスへ期限付き移籍すると、シーズン序盤はベンチ止まりの試合が多かったものの、終盤にかけて主力に定着。名古屋グランパスのJ1優勝に貢献して2010シーズンのベストイレブンにも選出された。その後、アビスパ福岡への移籍を経て、8年間過ごしたJリーグを後にする。2017年から母国のクラブでプレーしていた。

　日本での生活を振り返り、ダニルソン氏は「僕にとっては簡単なことだった。文化にも慣れたし、チームメイトにも慣れた。言葉が一番難しかったけど、通訳がいたから、そんなに難しくなかった。サッカーと同じで、世界共通語なんだと思う」と述べている。

　日本代表については「日本はサッカーで世界の顔を変えてきた。以前は、国際レベルではあまり目を引く存在ではなかったが、今はとても目を引く試合になると感じている。彼らは韓国と似ている。日本はとても速く、激しく、縦に走るサッカーをする。とてもダイナミックだ。そのため、僕たちが集中していなければ、物事を難しくしてしまうかもしれない」と答えた。

　続けて「コロンビア代表の方がずる賢さでは上だと思う。テクニックの点では互角だが、日本人はとても受け身で従順な性格だから、そのせいで損をすることもあると感じる。しかし、欧州でプレーする選手のメンタリティーは違うだろう。精神的に強いと思うし、戦う姿勢がある」と分析した。なお、ダニルソン氏は現在、コロンビアのアンティオキアにあるサッカースクールに所属し、コーチングの技術指導の過程にあるという。

【了】