鎌田大地のトップ下はなし。代わりは…
ダブルボランチの一角には鎌田大地を置きたい。トップ下で先発したウルグアイ代表戦はなかなか良い形でボールに触れず、必然的に持ち味を出せなかったが、より後ろのポジションであればその心配は解消されるはずで、配給役、また3列目からの飛び出しで輝いてくれるだろう。いずれにしても、テストする意味はありそうだ。
攻撃面に強みを持つ鎌田をボランチ起用するならば、守備力に長ける遠藤航は相棒として必要不可欠だろう。ウルグアイ代表戦同様、リーダーとしての役割も求められる。
久保建英の先発が難しいため、トップ下は堂安律でどうだろうか。所属するフライブルクでシャドーとして活躍することも多い事実が示す通り、中央でCFと連係しながらフィニッシュに絡んでいくプレーには定評がある。鎌田との関係性も悪くはなく、サイドに流れても強みを発揮できるため、ウルグアイ代表戦にはなかった前線の流動性をもたらす期待は持てるだろう。
右サイドハーフはウルグアイ代表戦で圧巻の活躍を披露した伊東純也。やはりスピードを生かした突破とクロスやラストパスの質は非凡であり、コロンビア代表の守備を攻略する上で外せない武器だ。
左サイドハーフは中村敬斗を推薦する。ウルグアイ代表戦でデビューを果たしたが、アピールするには時間が足りなかった。3月シリーズラストの試合ということを考えても、長い時間チェックしておきたい。
ワントップは上田綺世。トップ下に推す堂安とは東京五輪でも共闘しており、連係面に大きな不安はない。ウルグアイ代表でも途中出場ながら良い動きを見せていたため、今度はスタメンで見たいところだ。