2位:谷晃生(ガンバ大阪)
生年月日:2000年11月22日
市場価値:85万ユーロ(約1億円)
2023リーグ戦成績:3試合7失点
日本代表通算成績:1試合0失点
10代の頃から高い評価を受けていた谷晃生だが、ここ数シーズンの活躍は目覚ましい。2019年にFIFA U-20ワールドカップでU-20日本代表の正GKを務め、翌年に湘南ベルマーレへ期限付きで移籍する。ここで正GKの座を掴んだ谷は才能を伸ばしていき、21年にはU-24日本代表の正GKを務め、A代表にも選出された。昨年のFIFAワールドカップカタール出場は逃したが、今後の日本代表を支えていく1人になるだろう。
190cmの長身を活かした「ハイボール」への対応は谷が持つ武器の1つで、落下地点の予測や跳ぶタイミングを合わせる能力が高い。また、近距離からのシュートをはじき出す「反射神経」も魅力で、ペナルティーエリア外からはほとんど決められないのではないかというくらい、「セービング」技術の高さを持っている。
若くして日本代表入りを果たし、同年代の大迫敬介とは長年にわたって鎬を削るライバル関係を築くことになるだろう。1つ1つの能力はJリーグで経験を積むとともに今後もさらに向上していきそうだ。