サッカー日本代表 最新ニュース
FIFAワールドカップカタールでの戦いを終え、次の時代に向けて新生サッカー日本代表が本格的に始動する。大きく顔触れが変わったメンバーの能力を様々なデータから数値化。GK全3選手の能力値の平均値をランキングとして紹介する。(ポジションは日本代表でのもの。成績と市場価値は『transfermarkt』を参照。情報は3月26日時点)
3位:大迫敬介(サンフレッチェ広島)
生年月日:1999年7月28日(23歳)
市場価値:100万ユーロ(約1.2億円)
2023リーグ戦成績:5試合4失点
日本代表通算成績:3試合4失点
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サンフレッチェ広島で正GKを務める大迫敬介は、同年代の谷晃生とともに次世代の日本代表GK陣を牽引していくことを期待されている。19歳にして広島の正GKに抜擢され、23歳にしてJリーグ通算100試合出場を達成した。東京五輪では谷に正GKの座を譲ったが、それまでは年代別日本代表でもゴールマウスを守ってきた。
若さを感じさせない落ち着きで安定感をもたらすGKだ。鋭い飛び出しからピンチを防いだシーンは数知れず、「反射神経」や「セービング」には定評がある。「キック」の技術も年々向上しており、最後尾からのビルドアップにも貢献することができる。
ランキングでは3位となったが、谷やシュミット・ダニエルと明確な差があるわけではない。特に1歳以外の谷とは、かつての川口能活と楢崎正剛のように、長年にわたって日本代表でポジションを争うことになるかもしれない。これからどのように能力を伸ばしていくのか、楽しみな存在である。