FW:小川航基(横浜FC)
生年月日:1997年8月8日(25歳)
森保ジャパン招集歴:2019年12月
2023リーグ戦成績:5試合4得点0アシスト
消えかけたストライカーが復活した。桐光学園在籍時、高校ナンバーワンストライカーと呼ばれた小川航基は、同校卒業後にジュビロ磐田に加入。同年に行われたU-19アジアカップでは3得点を決めて日本を初優勝に導くなど、世代別代表で目覚ましい活躍をみせた同選手は日本代表の次世代のエースとして大きく期待されていた。しかし、翌年に悲劇が待ち受けていた。
2017年5月に行われたFIFA U-20ワールドカップ。小川はグループリーグ初戦の南アフリカ代表戦で同点ゴールをマークし、日本の逆転勝利に貢献した。続くウルグアイ代表戦でもゴールを期待されたが、同試合で左膝前十字靭帯を損傷し、全治6ヵ月の大怪我を負ってしまった。その後、2019年12月に行われたEAFF E-1サッカー選手権2019で日本代表に初招集された際は、デビュー戦となった香港代表戦でハットトリックを達成したが、以降は日本代表から遠ざかっている。
だが、昨季横浜FCに加入すると完全復活。J2リーグ戦41試合で26得点を挙げて得点王に輝くと、J1に復帰した今季はここまでリーグ戦5試合で4得点を決める活躍を見せている。プロの舞台でついに本領を発揮したこのストライカーが日本代表に復帰する日は、そう遠くないかもしれない。
【関連記事】英国人が見たサッカー日本代表対ウルグアイ戦「毎回だけど三笘薫は…」「次のスターは…」
サッカー日本代表、MVPは? 三笘薫や鎌田大地の評価は? 【ウルグアイ戦どこよりも早い採点】
日本代表、コロンビア戦のキックオフ時間は? TV放送・配信予定・スケジュール
【了】