2位：久保建英（レアル・ソシエダ／スペイン）
【写真：Getty Images】
生年月日：2001年6月4日（21歳）
市場価値：1500万ユーロ（約18億円）
22/23リーグ戦成績：23試合5得点5アシスト
日本代表通算成績：22試合1得点0アシスト
18歳で幼少期を過ごしたスペインに渡った久保建英。ビジャレアルやヘタフェでは苦労を味わったものの、今季より移籍したレアル・ソシエダでは充実した日々を過ごし、FIFAワールドカップカタール2022に臨む日本代表メンバーにも“問題なく”名を連ねた。本大会では少し残念な結果に終わってしまったが、これからの日本代表で中心を担うことは間違いなく、引き続き注目が集まる。
バルセロナのカンテラ（下部組織）で培った「テクニック」の高さは日本人最高レベルと言っても過言ではなく、数値は「88」と申し分ないものに。また、細かなタッチを駆使した「ドリブル」や「スピード」も「80」オーバーとなった。味方を生かすだけでなく、味方に生かされる能力も高い久保は、ボール保持を基本とするソシエダでその強みを余すことなく発揮している。
また、久保の良さを語る上で「守備力」は欠かせないだろう。ヘタフェやマジョルカと下位クラブでプレーした経験が生きているのか、キャリア当初よりもタフさが明らかに増した。さらに、ただ単に勢いをもって走るだけでなく、ボールの位置や状況を考えてプレスを掛けているのが素晴らしいところ。このあたりからも、レフティーのサッカー「IQ」の高さを感じることができる。
