7位:上田綺世(セルクル・ブルッヘ/ベルギー)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年8月28日(24歳)
市場価値:350万ユーロ(約4.2億円)
22/23リーグ戦成績:30試合14得点0アシスト
日本代表通算成績:13試合0得点0アシスト
法政大学に在学していた2019年にコパ・アメリカ2019で日本代表デビューを果たした上田綺世は、今や森保ジャパンの常連メンバー。FIFAワールドカップカタール2022にも出場した。しかし、ここまで13試合に出場しながらも、得点、アシストともに「0」と、他の選手に比べインパクトは残せていない。今後のアピールが不可欠と言えるだろう。
日本代表ではなかなか結果が出ない上田だが、ストライカーとしての能力に疑いの余地はない。非凡な「フィジカル」と「スピード」を備えていることはもちろん、特筆すべきは「IQ」の高さにあり、相手DFとの駆け引きや絶妙なポジショニングでも違いを作り出すことができる。「IQ」の数値は「77」となっているが、これはFW陣の中ではトップクラスである。
また、パンチ力のあるミドルシュートに巧みなワンタッチフィニッシュ、そしてヘディングと、得点パターンも非常に豊富であり、今季のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)では初挑戦ながらすでに14得点を奪っている。日本代表でも早めに第1号を叩き出し、そこから波に乗ってゴールを量産してほしいところだ。