サッカー日本代表 最新ニュース
FIFAワールドカップカタールでの戦いを終え、次の時代に向けて新生サッカー日本代表が本格的に始動した。大きく顔触れが変わったメンバーの能力を様々なデータから数値化。FW全9選手の能力値の平均値をランキングとして紹介する。(ポジションは日本代表でのもの。成績と市場価値は『transfermarkt』を参照。情報は3月26日時点)
9位:町野修斗(湘南ベルマーレ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年9月30日(23歳)
市場価値:120万ユーロ(約1.4億円)
2022リーグ戦成績:30試合13得点0アシスト
日本代表通算成績:4試合3得点0アシスト
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湘南ベルマーレで本格ブレイクを果たした町野修斗は、昨年7月のEAFF E-1サッカー選手権に臨む日本代表に初選出され、3試合で3得点をマーク。その後、追加招集という形でFIFAワールドカップカタール2022も体験した。4年に1度の大舞台では残念ながら出番が訪れなかったものの、森保一監督から期待されていることは間違いないだろう。
「忍者ポーズ」でお馴染みの町野は、185cmと十分なサイズを誇る。その体格を生かしたポストプレーで味方を的確に使う上手さには定評があり、そのあたりは森保監督が重用してきた大迫勇也に通ずるものがある。また、利き足は右だが、左足、頭とどこからでもゴールを奪えるのも魅力。昨季J1で奪った13得点の内訳は、右足から8点、頭から3点、左足から2点というものだった。
しかし、“万能”という言葉が似合う町野だが、世界で戦っていくにはまだまだ力不足だ。カタールW杯前のアメリカ合衆国代表との親善試合に出場した町野は、「フィジカル」面で相手に圧倒されてしまい、何もできなかった。日本代表に定着するには、やはり「フィジカル」や「メンタル」をさらに伸ばしていく必要があるだろう。