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大ピンチ! プレミアリーグ降格危険度ランキング1~8位。最も2部落ちの可能性が高いのは…

シリーズ:プレミアリーグ降格危険度ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:ボーンマス


【写真:Getty Images】


順位:19位
今季成績:6勝6分15敗

 ボーンマスは第2節からのマンチェスター・シティ、アーセナル、リバプールとの3試合で0得点16失点の散々な成績に終ったことで、スコット・パーカー前監督を解任。この頃と比較すると、ガリー・オニールが率いる現在のチームは大きく成長していると言えるだろう。

 その成果が表れたのが第25節からの3連戦だ。この3試合でボーンマスは再びマンチェスター・シティ、アーセナル、リバプールの順番で対戦。初戦のマンチェスター・シティにこそ1-4の惨敗を喫したが、2試合目のアーセナルには一時的に2点のリードを奪うなど善戦を演じ、3試合目のリバプールには1-0で勝利を収めた。結果的にこの強豪3クラブ相手に1勝2敗の4得点7失点と、0得点16失点で3連敗を喫した前半戦との比較では良い試合を演じた。

 その要因となっているのが新戦力の台頭だ。昨夏に加入した守護神ネトは今年の2月に新主将に就任。このブラジル人GKは出場した17試合で23失点しか喫しておらず、不在時の10試合で31失点を喫していることを考えると驚異的な数字と言えるだろう。また今冬に加入した右WGのダンゴ・ワタラは得意のドリブルから多くのチャンスを演出し、昨夏のアーセナルとのデビュー戦で散々なパフォーマンスに終わったCBのマルコ・セネシも今では安定した守備をみせている。

 ボーンマスは先日の悪夢の3連戦を終えたことで、残りのプレミアリーグ10試合でトップハーフとの対戦は4試合しか残されていない。チームの戦力的に残留をすることが難しいのは間違いないが、レスターやサウサンプトン、クリスタル・パレスら残留争いの渦中にいるクラブ相手に勝ち点を獲得することができれば、奇跡の逆転残留の可能性もあるだろう。

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