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大ピンチ! プレミアリーグ降格危険度ランキング1~8位。最も2部落ちの可能性が高いのは…

シリーズ:プレミアリーグ降格危険度ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:レスター


【写真:Getty Images】


順位:17位
今季成績:7勝4分16敗

 ブレンダン・ロジャーズ監督の下で上位フィニッシュが当たり前となっていたレスターだが、今季は開幕からずっと苦しい戦いを余儀なくされている。

 その要因として考えられるのが、ロジャーズ政権でのマンネリ化とクラブの資金難だ。ロジャーズ監督としては、昨季終了時点で現在のチームに限界を感じており、スカッドの新陳代謝を図るべくオフには今季に向けて補強の準備を着々と行っていたそうだ。だが、蓋を開けてみるとチームは財政難のために補強が全く進まず、即戦力級の選手はウェズレイ・フォファナの後釜として獲得したボウト・ファエスのみに留まった。

 それでも10月と11月は合わせて5勝するなどチームの状態は上向き、1月には念願の即戦力の補強に成功。テテ、ハリー・サウター、ビクトル・クリステンセンの3選手はすぐにチームにフィットし、彼らがデビューしたアストン・ビラ戦からは2試合連続で4得点と完全に復調したかと思われた。

 ところがチームの心臓であるユーリ・ティーレマンスが足首の怪我を負ってからは再びチームが低迷。トッテナム戦以降の直近5試合ではわずか2ゴールと、2試合8得点の得点力が幻だったかのようにゴールを奪えておらず、その間に1分4敗と勝ち点を積み重ねることができていない。ティーレマンスは4月16日のマンチェスター・シティ戦での復帰が予想されており、そこからの7試合が勝負となるかもしれない。レスターは残留争い中の6クラブとの直接対決を控えており、その結果が今季の最終順位に直結するだろう。

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