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最強MFは誰だ!? サッカー日本代表MF能力値ランキング1〜4位。新時代を牽引する男たち

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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FIFAワールドカップカタールでの戦いを終え、次の時代に向けて新生サッカー日本代表が本格的に指導する。大きく顔触れが変わったメンバーの能力を様々なデータから数値化。MF全4選手の能力値の平均値をランキングとして紹介する。(ポジションは日本代表でのもの。成績と市場価値は『transfermarkt』を参照。情報は3月25日時点)


4位:田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)


【写真:Getty Images】

生年月日:1998年9月10日(24歳)
市場価値:250万ユーロ(約3億円)
22/23リーグ戦成績:20試合1得点1アシスト
日本代表通算成績:19試合3得点0アシスト


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 近年、川崎フロンターレから世界に飛び出し、日本代表にも定着した選手は多い。現在24歳の田中碧もその中の1人だ。しかし、三笘薫や守田英正らとは違い、田中は所属クラブで充実した時間を過ごせているとは言い難いだろう。2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のデュッセルドルフで残すインパクトは、今後のステップアップの材料としては不十分である。

 アカデミー時代から過ごす川崎Fで培った「テクニック」や「パス」スキルの高さは流石といったところで、後者に関しては「79」と日本代表内でもトップクラスの数値が出ている。豊富な運動量を武器に幅広いエリアに顔を出しながらボールに絡み、繊細な「パス」を捌いてゲームを組み立てていくプレーは田中の特徴というべき部分だろう。

 しかし、中盤を本職とする選手として致命的なのは「フィジカル」の弱さ。数値は「69」と、今回の日本代表メンバーの中でもかなり低いものとなっている。FIFAワールドカップカタール2022でもそのあたりで世界との差が明らかになっており、個々のバトルやボールの奪い合いがより激しいドイツ2部でなかなか輝ききれない原因とも言えるかもしれない。

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