2位:伊藤洋輝(シュツットガルト/ドイツ)
生年月日:1999年5月12日(23歳)
市場価値:550万ユーロ(約6.6億円)
22/23リーグ戦成績:23試合0得点1アシスト
日本代表通算成績:8試合0得点1アシスト
昨年6月に日本代表デビューを果たした伊藤洋輝は、その半年後にカタールでFIFAワールドカップのピッチに立っている。2021年夏に加入したシュツットガルトでは当初セカンドチーム入りが予定されていたが、トップチームに抜擢されてリーグ戦29試合に出場。今季は欠場したのがわずか2試合で、チームで確固たる信頼を得ている。
186cmという恵まれた体格を持ち、一方でジュビロ磐田時代にボランチでプレーした経験もあるようにオンザボールでも高い能力を見せる。「パス」は「74」という高い数値を記録しており、持ち運びや配球面でもチームに貢献できる。左足から放たれるフィードの精度は日本代表でもトップクラスだろう。
最大の特徴は「スピード」で、カバーリング能力の高さには定評がある。身長の割に「フィジカル」や「空中戦」がそこまで高く出なかったのは課題だが、ブンデスリーガの高いレベルで揉まれる中で力強さも増している。23歳と若いが、世代交代が進む日本代表の中では主力の1人になってもらわなければ困る存在でもある。