4位:橋岡大樹(シントトロイデン/ベルギー)
生年月日:1999年5月17日(23歳)
市場価値:150万ユーロ(約1.8億円)
22/23リーグ戦成績:29試合0得点3アシスト
日本代表通算成績:2試合0得点0アシスト
海を渡って2年がたち、橋岡大樹は初めて海外組として日本代表に招集された。これまで選出されたのは2度で、国内組だけで構成されたEAFF E-1サッカー選手権(2019年)と、2021年のFIFAワールドカップアジア予選。E-1選手権でデビューしたものの、海外組のいるフルメンバーではこれまでは出場したことがなかった。
橋岡が持つアスリート能力は日本代表でも屈指のレベルにある。182cmとサイドの選手としては上背があり、「フィジカル」「スピード」「空中戦」といった項目は軒並み高い数値となっている。サイドを上下動し続けられる無尽蔵のスタミナを搭載し、自陣のゴール前から敵陣ゴール前まで至る所に顔を出す。
攻撃面の精度はやや課題だが、ピンポイントで合わせるアーリークロスなどは魅力的に映る。ベルギーのシントトロイデンで不動の信頼を勝ち取る橋岡は、世代交代が進むであろう日本代表の右サイドバックの候補に名乗りを挙げる。