5位:半田陸(ガンバ大阪)
生年月日:2002年1月1日(21歳)
市場価値:65万ユーロ(約7800万円)
2023リーグ戦成績:5試合0得点1アシスト
日本代表通算成績:0試合0得点0アシスト
パリ五輪を目指すU-22日本代表で中心的な存在だった半田陸が、日本代表に初めて招集された。10代のころはセンターバックを務めていたが、トップカテゴリーではサイドバックが主戦場となり、モンテディオ山形で育った若きDFは今季からガンバ大阪でプレー。J1初挑戦となった今季は開幕からダニエル・ポヤトス監督の信頼を掴んで出場を続けている。
本人も語っているが、最大の特徴はボール保持の局面で発揮されるポジショニングにある。内側に絞ってビルドアップに絡み、敵陣では空いたスペースに走りこんでチャンスを生み出す。身体能力の部分で突出したものはないが、状況判断と走力に優れており、多くの項目で70前後という標準以上の数字を残している。もちろん「守備力」もJリーグでは高水準にある。
これまではJ2でプレーしていた時期が長かったが、昨年はAFC U-23アジアカップを経験し、今季はJ1、そしてA代表たどり着いた。無限の可能性を秘める21歳は、より高いレベルを経験することでさらに成長するかもしれない。