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日本代表 2年前

最強DFは誰だ!? サッカー日本代表DF能力値ランキング1~9位。新時代を牽引する男たち

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:バングーナガンデ佳史扶(FC東京)


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年9月24日(21歳)
市場価値:32.5万ユーロ(約3900万円)
2023リーグ戦成績:5試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:0試合0得点0アシスト

 パリ五輪世代が掲げる「A代表経由パリ五輪行き」を体現することになったバングーナガンデ佳史扶は、FC東京の左サイドバックを担う期待の若手。昨年9月に負った右膝外側半月板損傷によりリハビリに半年以上を要したが、徐々にコンディションを上げて昨季の夏場以降は左サイドバックの座を掴んで離さない。

 ガーナ出身の父を持つバングーナガンデは、攻守にガツガツ行けるアグレッシブなスタイルが持ち味だ。「83」という高数値の「スピード」を活かしてタッチライン際を駆け上がるシーンには迫力があり、思い切りよくクロスを上げてチャンスを演出する。最近では同僚の長友佑都のように球際の部分でも強さを発揮できるようになり、攻守両面で貢献できるサイドバックに成長している。

 怪我で中山雄太を欠く日本代表は、左サイドバックの本命が不在の状態となっている。センターバックが本職の伊藤洋輝とは異なる特徴を持ち、貴重な左利きのサイドバックという意味で、バングーナガンデにとって今回は絶好のチャンスになる。

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