サッカー日本代表 最新ニュース
FIFAワールドカップカタールでの戦いを終え、次の時代に向けて新生サッカー日本代表が本格的に始動する。大きく顔触れが変わったメンバーの能力を様々なデータから数値化。DF全9選手の能力値の平均値をランキングとして紹介する。(ポジションは日本代表でのもの。成績と市場価値は『transfermarkt』を参照。情報は3月23日時点)
9位:藤井陽也(名古屋グランパス)
生年月日:2000年12月26日(22歳)
市場価値:55万ユーロ(約6600万円)
2023リーグ戦成績:5試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:0試合0得点0アシスト
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横浜F・マリノスDF角田涼太朗の負傷に伴う追加招集という形で、藤井陽也は日本代表に初めて招集された。名古屋グランパスアカデミー出身で同い年の菅原由勢とは、日本代表という舞台で再会することに。昨季、自己最多のリーグ戦31試合に出場した新星は、アカデミー出身の先駆者、吉田麻也の後を追う。
最大の武器はディフェンス面における1人で対応できるキャパシティの大きさ。裏のスペースをカバーする能力に優れ、空中戦の競り合いでも187cmの長身を活かして跳ね返す。「フィジカル」は自身トップの「76」となっており、「空中戦」でも「71」という高い数値を叩き出す。他の選手と比べるとまだまだ劣る部分もあるが、Jリーグで活躍し始めてちょうど1年で、今まさに伸び盛りと言ったところだろう。
高さと強さを武器とする藤井の存在もあり、名古屋は昨季、リーグ最少タイの失点数を記録。今季も5試合でわずか1失点という堅守を支えている。果たして、吉田という大黒柱が抜けた日本代表に食い込むことはできるだろうか。