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早くに才能を見出され、ビッグクラブに渡る選手は少なくない。そのままスターへの階段を上がっていく選手がいる一方、満足いく出場機会を得られぬままレンタル移籍を繰り返すなど、その後のキャリアを難しくしてしまう選手もいる。今回は、アーセナルの青田買いによって潰れてしまった逸材を紹介する。
FW:アルトゥーロ・ルポリ(イタリア)
【写真:Getty Images】
生年月日:1987年6月24日
加入日:2004年7月1日(17歳)
所属元:パルマユース(イタリア)
通算成績:9試合3得点0アシスト
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アルトゥーロ・ルポリは、ジュゼッペ・ロッシやルカ・チガリーニらとともにパルマ、そしてイタリアの将来を渇望されていた期待の有望株だった。しかし、パルマのトップチームでデビューする前にクラブの親会社が破産したことを受けて、04年夏にアーセナルへと引き抜かれた。
パルマのユースで得点を量産していたルポリは、2004/05シーズンにアーセナルのリザーブチームでも32試合27得点とゴールを量産。同シーズンのリーグカップでトップチームデビューを果たすと、エバートン戦でゴールを決め、セスク・ファブレガス、ジャック・ウィルシャーに次ぐクラブ3番目に若いスコアラーとなった。
しかし、2006/07シーズンに2部のダービー・カウンティへとローン移籍して以降は完全にキャリアが停滞。プレミアリーグでは1試合、セリエAでは0試合の出場とトップリーグでは出場機会すら得ることができず、最も出場したリーグがセリエB、次にセリエCと下部リーグを主戦場とする選手となってしまった。
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