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菅原由勢が語るAZの環境とは？

　サッカー日本代表は24日、キリンチャレンジカップ2023でウルグアイ代表と対戦する。昨年6月に招集された際は怪我のため参加できず、FIFAワールドカップカタール出場を逃した菅原由勢は、所属するAZアルクマールで4得点9アシストという結果を残して復帰を果たしている。

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「悲観せずにやり続けてきた。今シーズンの前に怪我をしていたので、自分の試合をたくさん見て、どういうプレーをするべきか、自分なりに自己分析した」という。自分の強みを再確認できたことで、持ち味の攻撃に関わる部分の精度も上がり、「うまいこと数字がついてきた」と菅原は手応えを感じている。

　AZでのプレーは4年目となる。22歳の菅原より若いマイロン・ファン・ブレデローデやマキシム・デッカーらも活躍する同クラブは、菅原曰く「本当に高体連のような練習をするクラブなので刺激を受けているし、充実している。高校サッカー選手権でも優勝を狙える」という。

　日頃から強度の高い練習をしているのに加え、菅原は1年目からUEFAヨーロッパリーグを経験している。これまでマンチェスター・ユナイテッドやナポリといった強豪と対戦し、今季はUEFAヨーロッパカンファレンスリーグでラツィオを撃破している。「個人のパフォーマンスもまずまずだと思うし、ポジティブにとらえているし、早くステップアップをというのが頭に残ります」と自信を深めている様子だ。

　菅原はウルグアイ代表戦に向けて「勝利への執着心を出さないといけない」と意気込む。今回のメンバーを見ると、ワールドカップで右サイドバックとして出場した酒井宏樹、山根視来、冨安健洋が揃って不在で、右サイドバックは菅原に加えて半田陸、橋岡大樹という若い構成となった。必然的に菅原へかかる期待は大きくなるはず。ウルグアイ代表戦はオランダでの成長を日本のサポーターへ見せる絶好の機会となるかもしれない。

（取材：元川悦子、構成：編集部）

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