フットボールチャンネル

Jリーグ 2年前

横浜F・マリノス喜田拓也が「見ると泣いちゃう」。敗戦後に歌い出した水沼宏太が醸成したムード

text by 編集部

横浜F・マリノス 最新ニュース


【写真:© 2023 Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc. All Rights Reserved.】


 横浜F・マリノスのクラブ創設30周年にあたる2022シーズンに完全密着したドキュメンタリー作品『横浜F・マリノス クラブ創設30周年記念ドキュメンタリー Beyond Together』(以下『Beyond Together』)が、3月17日より公開されている。19日の舞台挨拶には、横浜F・マリノスのキャプテン・喜田拓也、水沼宏太両選手、そして本作を手がけた牧有太監督が登壇した。



【今シーズンのJリーグは「DAZN for docomo」で!
いつでもどこでも簡単視聴】


【写真:© 2023 Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc. All Rights Reserved.】

 両選手は思い入れのあるシーンとしてジュビロ磐田戦を挙げた。昨季のマリノスは首位を走りながら、10月のガンバ大阪戦、磐田戦で連敗を喫していた。水沼は試合後にサポーターと選手を奮い立たせるために自身が歌い出した場面に触れ、「あのシーンは僕も印象に残りすぎて、一生忘れられない光景だったなと思います」と述べた。

 喜田にもこのシーンには特別な感情を抱いたという。

「あの時、サポーターの方も言いたいことはあったと思うんですよ。でもそういう雰囲気もありつつ、みんなで前を向かせようぜというひと言で、みんなが切り替えた瞬間が見えた。そしてそれが選手の心に響いて。もちろんブーイングされてもいいし、何かをぶつけられてもいいと思うんですけど、あの時はそういう選択をしてくれたということでチームを前に向かせてくれたし、優勝に導いてくれたなと。あのシーンを見たときは一回止めましたね。続けて見ると泣いちゃうので」


【写真:© 2023 Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc. All Rights Reserved.】

 喜田の言葉通り、磐田戦後にマリノスは息を吹き返した。磐田戦後、マリノスは浦和レッズ、ヴィッセル神戸を下してリーグ優勝を決めている。

 『Beyond Together』では、クラブ創設30周年を迎えた2022シーズンの選手やスタッフの知られざる日常を描く。また、30年の歴史を振り返るとともに未来に向かう姿にもスポットライトを当てる。『Beyond Together』は神奈川県、東京都の計11館で公開されている。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!