7位:伊東純也(スタッド・ランス/フランス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年3月9日(30歳)
市場価値:900万ユーロ(約10.8億円)
22/23リーグ戦成績:25試合5得点5アシスト
日本代表通算成績:43試合9得点10アシスト
エリートではない。伊東純也は高校時代までほぼ無名の存在だった。しかし、神奈川大学で活躍しプロの世界に飛び込むと、恐るべきスピードで成長。海外でも通用するレベルに達した。そして森保一監督率いる日本代表で右サイドのファーストチョイスに定着すると、FIFAワールドカップカタール2022にも出場。攻守で貢献し、母国をベスト16に導いた。
伊東は今季、活躍の場をヘンクからフランスのスタッド・ランスに移している。リーグ・アンは良くも悪くも“個のリーグ”といった印象が強く、現在は南野拓実が苦戦を強いられているなど、日本人にとって適応が難しい舞台の1つだが、圧倒的なスピードを武器に持つ伊東は躍動しており、ここまで25試合で5得点5アシストをマーク。もはや欠かせない戦力と言っていいだろう。
一般的に市場価値は30代目前で下がり始めるが、伊東の場合は少し違う。S・ランス加入後に上昇が続いていて、現在は30歳ながらキャリアハイの900万ユーロ(約10.8億円)となっている。シーズン終了後には1000万ユーロ(約12億円)を超えている可能性も十分にあるだろう。