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次のトップスター候補!? 世界マイナー国の神童10人。母国を背負うであろう期待の逸材たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:アンドレアス・シェルデルップ(ノルウェー)


【写真:Getty Images】


生年月日:2004年6月15日(18歳)
所属クラブ:ベンフィカ(ポルトガル)
今季リーグ成績:17試合10得点1アシスト(ノアシェラン)、1試合0得点0アシスト(ベンフィカ)

 ベンフィカはベルナルド・シウヴァやルベン・ディアス、ジョアン・カンセロら自前の育成機関から選手を輩出するだけでなく、ダルウィン・ヌニェスやエンソ・フェルナンデスら優秀な若手選手を他国のクラブから獲得して、ビッグクラブへとステップアップさせている。

 後者の流れに乗りそうなのが今冬にノアシェランから完全移籍でベンフィカに加入したアンドレアス・シェルデルップだ。左WGの選手で、タッチライン際でボールを受けてから優れたスピードと細かいボールタッチでカットインするのが十八番のプレーで、今季は前半戦だけで10ゴールを記録。前半戦終了時でデンマークリーグの得点王に立っていた。

 こうした活躍を受けて若手発掘が得意なベンフィカが獲得にこぎ着けた。契約解除金を破格の1億ユーロ(約120億円)に設定していることからも期待の高さが伺える。選手層の厚いロジャー・シュミット率いるチームではほとんど出番を得ることができていないが、先日行われたマリティモ戦で遂に新天地デビューを飾った。

 まだノルウェー代表から招集されていないが、近いうちに代表メンバーに名を連ねることが確実視されている。尊敬する選手には代表の先輩であるマルティン・ウーデゴールとアーリング・ハーランドを挙げており、近い将来、彼らとともにノルウェー代表の黄金時代を創ることになるだろう。

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