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日本サッカー協会(JFA)は15日、3月のキリンチャレンジカップに臨むサッカー日本代表メンバー26人を発表した。4人の初選出や、これまであまりチャンスが回ってこなかった若手が名を連ねた一方で、招集されなかった選手もいる。今回は呼ばれるに相応しいパフォーマンスを見せながらも選外となった5人を紹介する。
MF:旗手怜央(セルティック/スコットランド)
生年月日:1997年11月21日(25歳)
22/23リーグ戦成績:26試合5得点7アシスト
日本代表通算成績:1試合0得点0アシスト
横浜F・マリノスを優勝に導いたアンジェ・ポステコグルー監督の下、旗手怜央はセルティックで重要な役割を担っている。在籍2シーズン目の今季はリーグ戦で26試合5得点7アシストという素晴らしい成績を残しており、UEFAチャンピオンズリーグという大舞台ではレアル・マドリードと対戦している。
サイドバックやウイングなど様々なポジションでプレーできるのが旗手の強みの1つだが、セルティックでは中盤でプレーすることが多い。格上相手では守備強度に課題を残すこともあるが、相手を剥がして運ぶ推進力のあるドリブルや、意外性のある強烈なシュートは魅力。加入以来コンスタントに活躍しているが、FIFAワールドカップカタール2022後はパフォーマンスが一段と輝いており、2月にはリーグ月間MVPに選ばれている。
日本代表の中盤は遠藤航や守田英正が君臨しており、現時点では旗手ですら食い込むのは難しい。しかし、ボランチの3番手や若手が多く抜擢された両サイドバックも含めれば旗手にチャンスが与えられてもいいはず。それだけに、旗手の選外は歯がゆいものとなった。
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