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1年でのJ1復帰を目指すジュビロ磐田は、明治安田生命J2リーグで1勝1分2敗と苦しむ。前節では大宮アルディージャを相手に試合終了間際に決勝点を許して敗れている。果たして、横内昭展監督が率いるチームはどんな問題を抱えているのだろうか。(取材・文:ショーン・キャロル)
結果がついてこないジュビロ磐田
先週末、アウェイで大宮アルディージャと対戦したジュビロ磐田は、15分で5-0の大差がついていてもおかしくない内容だった。しかし、慌ただしいフィニッシュや不運、そして見事なゴールキーピングもあって、結局は無得点のまま試合終了を迎えることになった。
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最初のチャンスは3分、ジャーメイン良の粘り強いプレーから鈴木雄斗が右からクロスを上げ、杉本健勇がシュートを放ったが、決めきれなかった。そして、その5分後には松原后が絶妙なクロスを上げるが、ジャーメインのジャンプするタイミングは合わず、つながらなかった。
次にNACK5スタジアムに集まった9000人近くのファンが大歓声を上げたのは、10分に遠藤保仁がシュートを放ったときだった。遠藤のシュートは大宮GK笠原昂史のゴールの数十センチ離れたところへ。さらに、遠藤、金子翔太、杉本のコンビネーションが冴えわたるが、約12メートルの距離から放たれた杉本のシュートは惜しくもサイドネットへ当たった。
15分には大宮がCKをクリアし損ねた後、ドゥドゥのシュートをGK笠原が両手で掴んだ。この時点で、今日は“ジュビロの日”ではないことを悟ることになる。
94分にアンジェロッティが大宮に勝ち越しゴールを決められ、磐田は無得点で勝ち点を持ち帰ることができなかった。横内昭展監督は試合後、憤慨したように次のように語っている。