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日本サッカー協会(JFA)は15日、3月のキリンチャレンジカップに臨むサッカー日本代表メンバー26人を発表した。4人の初選出や、これまであまりチャンスが回ってこなかった若手が名を連ねた一方で、招集されなかった選手もいる。今回は呼ばれるに相応しいパフォーマンスを見せながらも選外となった5人を紹介する。
GK:中村航輔(ポルティモネンセ/ポルトガル)
生年月日:1995年2月27日(28歳)
22/23リーグ戦成績:20試合29失点
日本代表通算成績:6試合8失点
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2016年のリオデジャネイロ五輪に出場し、翌年以降はコンスタントに日本代表に招集され、18年のロシアワールドカップでもメンバー入りを果たしていた。しかし、W杯後に脳震とうを繰り返し、21年1月に加入したポルティモネンセで控えGKという立場が続いたこともあり、代表から遠ざかる時期も長かった。
しかし、ポルティモネンセ在籍3年目の今季、ついにチャンスが回ってきた。ライバルの移籍により回ってきた出場機会でアピールに成功。リーグ戦20試合を消化した時点で全体トップとなる93本のセーブ数を記録(データサイト『Sofa Score』を参照)しており、驚異的なビッグセーブで幾度となくチームを救っている。
カタールW杯に出場した3人の中で、今回も選ばれたのは30歳のシュミット・ダニエルのみで、若い大迫敬介と谷晃生が名を連ねた。下の世代にも有望な若手GKはひしめくが、ポルトガルというハイレベルな環境で生き残る中村の経験値は何物にも代えがたい。21年6月以来となる代表復帰は次回以降にお預けとなった。
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