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1899年に創設されたミランは、これまでリーグ優勝19回、国内カップ優勝5回、チャンピオンズリーグ優勝7回など、数々のタイトルを獲得してきた。しかし、どんな栄光に満ちたクラブでも浮き沈みはあるもので、ファンをがっかりさせるシーズンもあった。今回は、過去50年の中からミラン歴代最弱チームを紹介する。
1996/97シーズン
1996/97シーズン成績
セリエA:11位
イタリアカップ:ベスト8
UEFAチャンピオンズリーグ:グループステージ敗退
監督:オスカル・タバレス→アリゴ・サッキ
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ファビオ・カペッロ体制の5年間で4度のセリエA優勝を果たしたあとの1996/97シーズン。ミランのリーグ戦の最終順位は11位だった。アリゴ・サッキが築いてカペッロに引き継がれた黄金期は、突如として崩壊している。
カペッロの後任としてウルグアイ人のオスカル・タバレスを迎えたチームは、フランコ・バレージ、パオロ・マルディーニ、ロベルト・バッジョ、ジョージ・ウェアといった選手に加えて、エドガー・ダービッツらを新たに獲得したが、シーズン序盤から低迷を続けた。
この緊急事態を受けてミランは第11節終了後にタバレス監督を解任。サッキに立て直しを委ねた。しかし、冬の移籍市場でクリスティアン・パヌッチがカペッロ監督率いるレアル・マドリードに引き抜かれるなどしたことも影響して、前年の強さを取り戻すことはできずにシーズンを終えている。
1995/96シーズンのミランは60得点24失点でセリエA優勝を果たしたが、このシーズンは43得点45失点。ディフェンディングチャンピオンが11位フィニッシュという悪夢のシーズンだった。
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