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UEFAヨーロッパリーグ（EL）・ラウンド16の2ndレグ、アーセナル対スポルティングCPが現地時16日に行われ、2戦合計で3-3となり、PK戦の末にアウェイチームがベスト8進出を決めた。現在アーセナルはプレミアリーグで5連勝中と好調を維持しているが、なぜベスト8に勝ち上がることができなかったのだろうか。（文：安洋一郎）
アーセナルがPK戦の末にELベスト16で敗退
【写真：Getty Images】
GKやDFら数名をターンオーバーして臨んだスポルティングとのUEFAヨーロッパリーグ（EL）ラウンド16、1stレグでは何とか2-2の引き分けに持ち込み、ホームでの2ndレグに勝つことができればベスト8に進むことができるという有利な状況でこの試合を迎えた。
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ホームサポーターの後押しがある中で、アーセナルは19分にグラニト・ジャカがゴールを決めて先制することに成功。しかし、後半にペドロ・ゴンサウベスにゴラッソを叩き込まれて1-1の同点に追いつかれた。試合は延長戦を含めた120分間で決着がつかず、勝敗の行方はPK戦に委ねられた。
両チームともに全選手がPKを成功する中、アーセナル4人目のキッカー、ガブリエウ・マルティネッリが痛恨の失敗。このPK失敗が響き、全5人がPKを成功させたスポルティングがベスト8進出を決めた。
今シーズンの調子を考えると、アーセナルにはEL優勝の可能性は大いにあった。しかし、その夢はラウンド16で散ることとなった。
プレミアリーグでは5連勝中と好調を維持しているアーセナルだが、なぜスポルティングとの一戦に勝つことができなかったのだろうか。
