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フェデリコ・キエーザ、得点後に行ったのは…

　UEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）ベスト16の2ndレグ、フライブルク対ユベントスの試合が行われ、ユベントスが2-0の勝利をおさめた。この試合でユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザは、得点後にファンに謝罪している。その理由について明かしたと、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じた。

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　ユベントスのフェデリコ・ガッティが44分にシュートを放った場面で、ブロックに入ったフライブルクのマヌエル・グルデがペナルティーエリア内でハンドを犯したとして、ユベントスにPKのチャンスが与えられる。さらに、グルデには2枚目のイエローカードが提示されて退場した。このPKをドゥシャン・ヴラホヴィッチがしっかりと決めてユベントスに先制点が入る。

　70分にはヴラホヴィッチとの交代でキエーザが途中出場。すると後半アディショナルタイムにキエーザがゴールを決め、ユベントスが2-0の勝利をおさめている。この結果、2戦合計3-0でユベントスがベスト8進出を果たした。

　得点直後、キエーザはユニフォームを脱ぐような仕草をしつつ我慢して、ファンが待つスタンドに向かって走った。そして、手のひらを合わせて謝罪するようなパフォーマンスを見せている。試合後、この行動について質問されたキエーザは「チームやクラブが僕にしてくれたことに貢献したいと思っていたが、残念ながら、ここ数年はそれができていなかった。問題が起きた後、僕はベストな状態に戻れていない。申し訳なく思っている。謝罪したのは、プレーしてファンに喜びを与えたいと思ったからだ」と答えている。

　キエーザは2022年1月に行われたローマ戦で左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負った後、半年以上の長期離脱を余儀なくされた。復帰後は結果を残せない日々が続いていたが、ようやく欧州の大舞台で1ゴール決めている。チームに貢献できない責任を感じていたため、ファンに謝罪したようだ。

【了】