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夏の大改造必須!? チェルシー、ポジション別の補強優先度診断。最も改善すべきは…

text by 編集部 photo by Getty Images

CB


【写真:Getty Images】


補強優先度:E
主な新加入選手:ウェズレイ・フォファナ、ブノワ・バディアシル、カリドゥ・クリバリ

 チェルシーは2022年夏にアントニオ・リュディガーやアンドレアス・クリステンセンが退団した。そのため、夏と冬の移籍市場で計1億5640万ユーロ(約188億円)を費やし、ウェズレイ・フォファナ、ブノワ・バディアシル、カリドゥ・クリバリを獲得したが、この補強は成功だったと言えるだろう。

 現在チェルシーに在籍するCBは、上記の3選手とナサニエル・チャロバー、チアゴ・シウバの5名。若手とベテランが上手く共存する最終ラインは堅守を誇り、プレミアリーグでは最少25失点のアーセナルとマンチェスター・シティに次ぐ、26失点を記録している。

 今年で39歳を迎えるチアゴ・シウバのパフォーマンスも申し分ない。現在は膝の靭帯損傷により戦線を離脱しているが、2020年夏に加入以降、大ベテランとは思えない圧倒的なパフォーマンスで今なお世界屈指のアタッカー達と渡り合っている。同選手は今年2月に2024年6月末まで契約を延長したため、今のところ来夏にCBを補強する必要はないだろう。

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