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今こそ選ぶべき! サッカー日本代表に推薦したい海外組5人。欧州で結果を残す“旬”な男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

GK:中村航輔(ポルティモネンセ/ポルトガル)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年2月27日(28歳)
22/23リーグ戦成績:20試合29失点
日本代表通算成績:6試合8失点

 柏レイソルの下部組織出身である中村航輔は、2018年のロシアワールドカップに臨む日本代表メンバーに招集。ここでは出番がなかったが、4年後のカタールW杯では守護神になるだろうと予想されていた。ところがその後、幾度となく怪我に悩まされたこと、また2020/21シーズンより所属するポルティモネンセでなかなか試合に絡めなかったこともあり、周囲の予想に反して日本代表から遠ざかっていった。

 それでも、ポルティモネンセ在籍3年目の今季、中村は復活した。ライバルだったサムエル・ポルトガルがポルトに活躍の場を移したことで1番手に昇格すると、驚異的な反射神経などを武器に好セーブを連発。リーグ戦20試合を消化した時点で全体トップとなる93本のセーブ数を記録(データサイト『Sofa Score』を参照)しており、あらゆるクラブにとっての悩みとなっている。

 カタールW杯に出場した日本代表GKの3人、権田修一、シュミット・ダニエル、川島永嗣はいずれも30代を超えており、同ポジションの世代交代は必須となっている。東京オリンピック(東京五輪)世代の谷晃生や大迫敬介、パリオリンピック(パリ五輪)の鈴木彩艶などはその候補になるが、彼らよりも経験値で勝る中村が一気に新生日本代表の守護神になってもおかしくはないだろう。

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【了】

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